子育て

長男が『保育園行きたくない』と言ったとき、私は。①

子育て
この記事は約7分で読めます。
スポンサーリンク

     

こんにちは、くおです。

 

今回は

長男が保育園に行きたくないと言った時のお話です。

 

 

 

  

「保育園に行きたくない、ママと一緒がいい」

 

 

 

そういわれた時、私はどうすべきか迷いました。

子供の「行きたくない」ってどういうレベルか分からなかったからです。

 

ただ「ママと一緒にいたい」と駄々をこねてるのか?

本気のSOSか?

 

くお
くお

これは…

本気のSOSだ。

 

長男が「本気で行きたくないのだ」という気持ちを

いつもと違う涙の流し方で教えてくれたのでした。

 

そこで私は

長男を休ませるという決断をしました。

 

 

休ませた結果、

私自身がとても変わりました。

 

ママりょく人間力にんげんりょくもアップしたように感じています。

 

 

 

理由は3つ。

 

1つ目は、『なぜ保育園に行く必要があるのか?』という疑問を持ち

深堀り出来たこと。

この疑問を通して自分の考え方や人生の振り返りができました

 

 

2つ目は、教育について考えることができたこと。

私は結局は人間を育てているんだって思いました。

大人になった時に

自分の心の声や意見や主張を言葉にできる人間になって欲しい。

 

そう思っている私は、

くお
くお

今の状況って、長期的に見ると…

 

そのまま大人になっていいんじゃないかな?

って考えました。

 

 

3つ目は、ただただ長男と大切な時間を過ごせたこと。

 

長男にたくさん「待っててね」と言ったり

長男が私に一生懸命話をしてくれているとき、

妹弟や近所の子が話しかけて来たら

長男の話を遮ってそちらを優先して…

めちゃくちゃガマンさせていたことに気づきました。

 

本当に反省すること盛りだくさん。

でも、

色々感じて勉強していく中で…

 

 

 

これは私と長男の素晴らしい人生の始まりだ、と確信しました。

 

 

 

「保育園に行きたくない」「学校に行きたくない」そういう声が聞こえたら

 

もしかしたら

 

親子関係を見直すあるいは絆を深めるチャンス

 

かもしれません。

 

 

長男を「休ませる」決断と葛藤

まず、長男の保育園の状況について。

 

長男は0歳10か月の時から保育園に預けています。

大好きな先生やとても仲の良い友達ができ、楽しく通っていました。

 

それが年少の年末年始明け…。

 

急にポロポロと涙を流しながら登園拒否するようになったのでした。

 

私が育児休暇中ということもあり、

ママと一緒にいたいだけかな、長い休みが終わったのが原因かな、と考え

思い切って1日だけ休ませることにしました。

 

すると次の日はきちんと(仕方なく?)保育園に行きました。

 

くお
くお

休んだことによって心に余裕が生まれたのかなぁ

 

そんなことを考えていましたが

休ませる日がどんどん増えて行きます。

 

 

 

自分の精神的ストレスを考えた時に、

 

くお
くお

ポロポロと涙を流すわが子を

 

保育園にムリやり預けるよりは

 

家で一緒に過ごした方が

 

私自身のストレスにならずに済むだろう

 

そう考えていた私。

 

最初は気分転換になっていましたが、

正直、

どんどんしんどくなって行きました。

 

 

その理由は自分の時間が極端に減ったからだと思います。

  

  

次男が動き回ることが増え、目が離せなくなりました。

唯一、自分の時間が持てた時間帯は

次男がお昼寝をした時だったのに

長男はお昼寝をしません。

  

まだ4歳。

「かまって欲しい」というサインを出す。

「ママ、ママ」と甘えてくるので対応する。

  

  

  

「私の時間がない…」そう思ってしまう自分がいました。

そして、そう思う自分に

  

くお
くお

まだ4歳だもんね。甘えるのは当たり前のこと。

 

「自分の時間が…」なんて考えることは

 

贅沢だと思うし間違いだよね…

 

とても罪悪感がありました。

 

自分で自分を責めました。誰も責めないのに。そして苦しかった。

  

   

 

何をどうしたらいいのか

 

そんな中、私は勉強を開始しました。

何をどうしたらいいのか。

それを見つけるためにひたすら教育系の情報をインプットしました。

 

 

 

モンテッソーリ教育の本

アドラー心理学

自己肯定感

HSPについて

Youtube動画、本を見まくる日々。

 

 

 

勉強する時間は本当に隙間時間。

本は子供たちが何かに集中して遊んでいる時

自分のトイレの時間を活用。

Youtubeは家事をしながら聞いたり

子供とドライブしている時に車のBluetoothにつなげて聞いたり。

 

自分の育児の問題点を探そうと試みたのです。

すると、反省点が出てくる出てくる…!

 

今まで「親の言うことを聞く子供」に育てようとしていたのかも?

 

私が勉強して反省したことを少々書きます…(@_@。

 

条件付きの子育てしていた自分

「〇〇しなかったら△△しないよ!できないよ!」と脅す…

「○○したらコレあげる」と餌付けするように…

➡ 暗に私に従えってことだ

 

子供を尊重するようにしつつ、操ろうとしていた自分

➡ 子供の選択にクチを出し、「親が考えた良い方へ」と導こうと考えていた

➡ この考え方は本当に子供を尊重しているのか?

  

子供が一生懸命頑張っている最中に声をかけてしまう自分

➡ そうした方が子供の能力が伸びると思った

➡ 子供自身は「褒められるからやる」わけじゃないのに

 

結果を大げさに褒める自分

➡ 褒めて育てようとした

➡ 自分が、褒めること自体に疲れを感じてしまった

 

子供のやりたいことを「まだ危ない」とか何かと

理由を付けてやらせなかった自分

➡ 本当は対応するのがめんどいだけだったかも

  

子供が話している時に別の人が話しかけてきたらそちらを優先する

➡ 子供に申し訳なく思いながらも「身内より他人を優先するべき」という固定概念があった

 

 

 

もし、相手が大人だったら同じことを言うか?

同じ態度をとるか?

同じ考えで接するか?

 

毎日毎日考えて考えて考えた。 

もし、私が同じようなことされたら…?

 

 

 

もしかして私は

子どもを尊重するということを忘れていたのかもしれない。

 

子供は「何も分からないヒヨッコ」なんじゃなくて

「これから成長していく1人の人間」なんだよ。

 

 

 

…当たり前のことなのに。

 

 

 

その上で

“人間”について調べ始めました。

自己肯定感のこと、

HSPのこと、

言葉について(どういう言葉を言われたらこういう印象を受ける)、など。

 

私は”私”を大切にしていたっけ…

 

そうしたら今度は、自分に申し訳なくなりました。

 

自分をもっと大切にせんと!

私が一人の人間として自分を大事にしないのに

どうして が子たちを大切に出来るだろうか。

 

子供たちには「自分を大切にする大人になって欲しい」と思っている。

 

自分の主張や考えを押し殺し、

捻じ曲げて他人に同調するような人生を送って欲しくない。

 

自分のやりたいことを何かと理由をつけて諦めて欲しくない。

 

自分の選択肢を狭めて欲しくない。

 

色んな世界を知って 学んで 今見ている世界が全てだと思い込んで

「この環境に適応できない自分なんて」と責めて欲しくない。

 

 

 

そう子どもたちに願う一方で私の人生はどうだろうか?

私は・・・

 

願っていることの逆を行っていたのではないか…?

これではダメだ!

そう考えを改め、自分の人生について考えるきっかけに繋がりました。

 

 

 

どんどん私の中で変化が生まれました。

  

 ②に続きます。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました